昭和47年生まれ。 現在は学術関係の仕事をしてます。 小さい頃は自分の中にもうひとつ別世界が存在するほどのウルトラ好き。 1番好きだったのは新マンとエースですが、今は新マンですね。 普通にドラマとしてよくできてました。 個人的に第2期の方が好きですが、第1期も嫌いではありません。 おそらくセブン辺りを見返せばかなりはまることになるでしょう。 ただ、2期を悪く言う人はどうも1期を絶対視しすぎてる傾向があると思います。 確かに1期の完成度は高くオリジナリティもありますが、2期がそれの焼き直しをすることにそれほど意義があるとは思えません。 シリーズを続けていく以上、内容を変えていかざるを得ないのは仕方ないことでしょう。 ただ、タロウはともかく新マン、エースの初期まではかなり良質のドラマを展開してます。 ここから私の個人的体験談ですが、私が子供の頃は初代マンよりむしろ新マンの方が大人向けだと感じてました。 大人の出演者が多かったというのもありますが、初代の方が子供向けと言うか牧歌的な感じがしました。 テーマ的な面はともかく、ことドラマに関しては2期の方が大人向けだったと思います。 現に当時ではよく理解できないストーリーが多かったですし(坂田兄妹はまだどこかで生きてると思ってました)。 逆にウルトラマンではそういうストーリーは少なかったですね(人間関係にはあまり重点を置いていなかったようなので)。 まあ、その辺の対立は2期ファンにとっては大したことではありません。 とりあえず言えるのは2期ファンの方がより多くウルトラを楽しむことが出来て得だなあということ。 人間ドラマならウルトラマンじゃなくてもいいじゃないかと言われそうですが、逆にウルトラを楽しみつつ人間ドラマも見れるのはお得だと思います。 そういう意味では1期ファンの1部の人は損してるなあと思います。 私の記憶に残ってる最初のウルトラマンは帰ってきたウルトラマンです。 おそらくレオ辺りは本放送を見ていたのでしょうが(2歳くらい)、記憶には残ってません。 5歳くらいに4時半くらいからやってた再放送を見たのが記憶に残ってる最初だと思います。 話は確かシーモンス、シーゴラスの回。 津波を押さえる新マンの姿に引き付けられたのを覚えてます。 次に見たのは新マンの途中で同時並行に始まった初代マン。 確か4時半くらいから1時間半ぶっ通しでウルトラを見てた記憶があります。 後は新マンの続きでエースを、次セブンだったと思います。 タロウは断片的には見てたのですが、まとめて見たのは何と小5くらい。 そこまでテンションを保てたのは凄いと思いますが、さすがにそこで熱も冷めてしまいました。 タロウにはやや子供騙し的なストーリーが多かったのもその一因でしょうね。 ウルトラに再び興味を持ち出したのは大学に入ってから。 特に怪獣学入門を読んでからその奥の深さを知り、また見てみたいと思うようになりました。 ただ、それでもビデオで見るには膨大な時間とそれなりの費用が掛かりますし、他にも興味があることがあったので、なかなか行動には移せませんでした。 そんな感じで改めて見返そうという気持ちは起きないまま月日が過ぎ去ることになります。 しかし、最近ネットをやってるうちに思いの他ウルトラのページが多いこと。 しかも中ではかなりヘビーなやりとりがなされていることを知るに至りました。 特に1期、2期の対決は興味深く、私の中でも過小評価されてた2期擁護論を多く見るにつけ、私は2期も大好きだったなということが思い起こされました。 確かにSFという本旨では1期のほうが優れてるかもしれません。 しかし、2期には1期には無い、あるいは1期の面白さをそのまま引き継いだ面もかなりあります。 例えばZATに於けるチームのほのぼのしたムードは、初代マンの実相寺ワールドを引き継いだものと言えなくも無いでしょう。 実相寺監督の世界はどちらかと言うと、お笑い系の世界です(もちろん深刻なのもありますが)。 スプーンでの変身シーンなどその最たるものでしょう(怪獣の葬式とか)。 まあ、ちょっと強引ですが、初代も娯楽を捨象してたわけではありません。 むしろそういう回は子供たちの評判を得てました。 あまり言うと、また1期対2期になるのでこれくらいにしますが、私の中では1期も2期も同じウルトラシリーズです。 確かに後半は駄作も増えてくるとは思いますが、見所のあるエピソードもかなりあります。 このHPでそういうのも逐次紹介していけるといいですね。 |